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秋から、毎週末、お互いの家で夕食を食べるようになった友達がいる。
昼間一緒に遊んでも、夕食まで一緒に食べあう仲には、普通はなかなかならないよね。
しかし、夕食まで一緒だと、なんと楽チンなのだろう。
昼間思いっきり遊んで、疲れて帰宅しても、夕食の心配をしなくていい。
一緒に夕食を作る仲間が、いるから。
子どもたちも遊び相手がいるので、母親の元に寄ってこないから。
したがって、帰宅してから、さあ、洗濯物をしまって、夕食の準備をして、お風呂に入れて・・・と、ひとりでキリキリしなくてすむ。
もちろん、友人宅から帰ると、寝る時間はいつもより遅くなる。
家に戻ってから、明日のお米をといだり、洗濯物をしまったりして、帰ってからやることはいっぱい。
でも、苦手な食事作りの労が軽減されるので、ありがたい。
他の友達も誘って、一緒に夕食を食べる。
”お母さんの忘年会”だ。
でも、我が子が他の子をいじめて、泣かしてしまった。
子どものけんかに親は口出ししないほうがいい、と言う。
でも、「我が子がいじめられているけんか」と、「我が子がいじめているけんか」と、「我が子が関係していないけんか」とでは、親としての気持ちが違ってくる。
幼稚園に入ったころは、みんなにいじめられて、とてもかわいそうだった息子。
今では、いじめっ子になっている。
私も、我が子がいじめられることには敏感でも、いじめているときは鈍感だ。
幼稚園では、いじめられて泣いている子を抱きしめてあげればいいと、教わった。
そうすれば、いじめた子も、いじめられたときに、僕も抱っこしてもらえるんだなとやさしさがわかるからと。
でも、仲のよい友人の子供を、我が子がいじめたとき。
どう、フォローしたらいいのだろう?
友人に対してと、友人の子供に対して。
友人が、
「気にしないで。大丈夫だよ」
と言ってくれると、ほっとしちゃうけれど。
でも、友人の親心が傷ついているだろうなあと伝わってくる。
我が子が、友人の子をいじめると、そこで友達関係が切れるときもある。
逆も、しかり。
それでも、私と友人の仲が続いていくとき。
なんと、ありがたいことか。
未熟な親である私と、今後も親子ともども、付き合ってくれるなんて。
いじめる我が子を、いじめないようにうまく説得できないから、何か他のところでサービスしちゃおうと思っちゃう。
まだ小さい子どもたちの付き合いには、親同士が仲良いかどうかが、大きな鍵でもある。
あの人の子どもなら、まあ、仕方がない、と思ってくれるような関係でいたいものだ。
いじめない子どもの親は、やはり立派な人なのかな?
いじめられる子の親には、それなりの原因があるのかな?
子どもも大人も、いろんな気持ちを隠し持っている。
親に原因があるときも、あるだろう。
私を親に持つ我が子を、不憫に思ったことも何度もある。
でも、我が子にいじめられる子どもの気持ちに、敏感になりたい。
ならなくちゃ、いけない。
そうしないと、我が子も、自分がいじめている子どもがどんなに悲しいか、わからないだろう。
太陽は5歳、光子は3歳。
一緒に、七五三だった。
お金を節約したい私は、友人から男の子の着物と袴、女の子の着物を貸してもらった。
夕食後に敷いた布団の上で、着せてみる。
まず、太陽。白い長襦袢(ながじゅばん)を着せる。
おお、なんだか寝室に向かう若殿のようだ。
それから、黒い着物を羽織らせる。
うーん、かっこいい。親馬鹿、丸出しだ。
そして、スカート状になっている袴(はかま)をはかせ、角帯を結んだ。
いや~、ここからが大変だった。
袴の紐(ひも)の結び方が、説明書に書いてあったのだが、きれいに前飾りの十文字結びを結ぶのに時間がかかってしまった。
子どもの着物なんて、浴衣のように簡単なものだと思っていた。ところがどっこい。
チャックやボタンなどのない着物は、紐や帯で着崩れしないように締める。しかも、見栄えがいいように結ぶ。ここが日本人の美意識だなあと、思う。
けれども、この見栄えのいい結び方、美意識が難しいのだ。
だからこそお金を出して、美容院で着付けしてもらったりもするのだろう。
私は着付けを習ったこともないので、太陽を布団の上に立たせたまま、紐と格闘した。
袴には、4本の紐がついていた。前の部分の袴についている紐2本を、後ろと前で交差して結ぶ。それから袴の後ろ部分についている後ろ板を、角帯の結びを隠すようにして背中の位置を決める。
袴の後ろ部分にも、紐が2本ついている。後ろからその2本の紐を前にまわして、先に結んだ袴の前の紐の間にくぐらせてから、十字形の前飾りを作る。
左からの紐を、10センチの長さにくるくると巻いて、十字形の横の部分を作る。それから右の紐を縦に巻いて、十字に固定するのだ。
これに私は泣いたのだ。よくわからなくて、汗をかいた。でも何とかして結ばないと、袴の後ろがだらりとたれさがって完成しない。
いっそ、他の紐で十字形を縛ってしまおうかと思った。糊(のり)ではってしまいたかった。
なんで紐だけで着物を留めるのか、なんで便利なボタンやチャックを使わないのかと頭にきた。
光子も自分が着る着物を取り出して待っているので、とりあえず、袴が落ちないように結んだ。そして守り袋と懐剣を袴に差し、白扇を持たせた。ようやく、太陽の着付けが終った。ふう~。
光子の着付けは、簡単だった。
長襦袢を着せ、赤い着物を羽織る。3歳は帯は締めずに、被布(ひふ)というちゃんちゃんこのようなものを着せるので、太陽のようなときの苦労はなかった。
巾着(きんちゃく)を持たせ、光子の短い髪に髪飾りをとめた。
やっぱり、女の子だなあ。赤い着物を着て、光子はうきうきしていた。
子どもは、3歳までは「神様からの預かり物」と昔は言った。
仏教的思想では、親より先に亡くなる子は親不孝とみなされて、極楽へは行けなかった。幼児の死亡率が高かった昔は、神様からの預かり物とすれば、幼くして亡くなっても神様にお返しすることになる。
切ない親心である。
晴れて無事に3歳を向かえた子どもは、初めて「我が子」となる。
我が子になると、それまで剃りあげていた髪の毛を、伸ばし始めることができるそうだ。これを「神置き」の儀式としてお祝いしたのが、七五三の始まりという。
日曜日は、朝食を終えると再びふたりに着付けした。
今日は仕事が休みの父と一緒に、父方の祖父母に晴れ姿を見せに行くのだ。
車で到着した元夫は、スーツを着ていた。
おお、太陽と光子の晴れ姿にふさわしく正装してきてくれたんだな。
なんとなくいつもとは違うピシッとした雰囲気で、父親と子どもたちは車に乗り込んで、立ち去った。
今日は日帰りで、父親宅から帰ってきた太陽と光子。
元夫の話によれば、太陽は祖父母の家に着いたとたん、袴の紐の結び目を解いて脱ぎ出してしまったそうだ。
あわてて写真を撮るためだけに、無理やり袴をはかせたという。
一方の光子は、喜んでずっと着物を着ていたという。そうかそうか。
祖父母から孫へのお小遣いと、七五三のお祝い金をいただいた。
ありがたく、ふたりの名義で貯金しよう。
おばあちゃんから、平飼いの鶏の卵1パックと、紙で包んだままのものが届いていた。
包装紙の裏を見ると、クッキーと書いてある。
わー!うれしい!
私は、クッキーが大好きなのだ。
はり合わせてある紙をていねいに破って、開けた。
おいしそうなクッキーが、ひとつひとつビニール袋に包まれていた。
夕食をすでに済ませた子どもの手前だが、大好物のクッキーが食べたくて、仕方がない私。
「ひとつ、食べてみよう」と言って、どれにするか、悩んだ。
紅茶のクッキーにした。
上品な味!おいしい。
息子が寄ってきて、「それ、何(の味)?」と、聞く。
チョコチップ入り、ココナッツ、チョコとアーモンド入り、カシューナッツ、バター&ココアなど。
ココナッツを息子が選ぶと、まねっこの娘もココナッツにした。
でも、今日の夕食は、ふりかけでご飯3杯食べたと言う息子、娘も2杯食べたそうだから、よほどお腹が満腹なのだろう。
あまりのおいしさに、もう1枚クッキーを食べた私を、いつものように「ずるい!」とも言わなかった。
自分の好物だと、いつもはおやつの時間以外は子どもにだめと言っているお菓子も、食べちゃうなあ。
娘は、私がクッキーを食べるのに便乗して、もらってきたラムネの残りを、2つずつ、息子と分けて食べた。
「ラムネは、だめ」と言ったが、娘は聞き入れなかった。
そりゃそうよね。
ラムネがだめで、なぜクッキーは食べてもいいのか。
私がクッキーが大好物だから、という理由でしかない。
子どもは、見抜いている。
私の気まぐれを。
私の気まぐれに、いつも付き合ってくれている子どもたち。
いつも正しいとはいえない私に、付き合ってくれている子どもたち。
私のことをよーく見て、私のまねをせずに、賢く生きていっておくれ。
ずるい私も、子どもに正直見せようね。
どうせ、バレバレなんだから(爆)!!